文鳥文庫 第二弾 ができました

Posted on Posted in BUNCHO-BUNKO, PRODUCT



文鳥文庫第二弾ポスター-01

IMG_7329

IMG_7357
IMG_7333

IMG_7330



「刺青」谷崎潤一郎
「雪もち」幸田文
「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹
「雨のなかの噴水」三島由紀夫
「初恋」尾崎翠
「メリイクリスマス」太宰治
「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸=訳
「バッタと鈴虫」川端康成

価格:150円 8冊セット1200円
ネット購入はこちらから



本日12月23日から、文鳥文庫の第二弾を発売します。テーマは「ふたり」です。100%の女の子と、100%の男の子。クリスマスを過ごすとても貧乏な夫婦。河原で鈴虫を追いかける少年と少女。ふたりがいると物語が生まれます。幸福な物語もあれば、切なく悲しくなるような物語もあります。刺青のような妖艶な物語もあります。でもどれも素敵な物語です。そして第一弾と変わらず『すべて16ページより短い物語』です。

村上春樹さんの『四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』と、オー・ヘンリー(柴田元幸さん訳)『賢者の贈り物』の2作品は、文鳥文庫の収録にあたり改訂をしていただきました


『四月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて』

タイトルがとても長い作品ですが、本文はたった7ページほどしかありません。5分くらいで読み終わるにもかかわらず、一度読んだら二度と忘れることのできないほどの強い世界観があります。僕は昔からこの物語が大好きでした。村上春樹さんは、(本人もおっしゃっているように)「長編作家」ではありますが、素晴らしい短編小説が数え切れないほどあります。なかでもこの作品はとても人気があり、世界中に多くのファンがいる作品です。

このとても短い物語は『1Q84』という長い長い長編小説と「本質的には同じ」であると、ニューヨークタイムズのインタビューで語られています。

“Basically, it’s the same,” he told me. “A boy meets a girl. They have separated and are looking for each other. It’s a simple story. I just made it long.”

どちらの作品を読んだことがある人の中では気付いた人もいると思います。たった7ページの作品と、2000ページを超える作品が「本質的に同じ」であるというのも面白い話です。ぜひ両方を読んでもらいたいと思います。

また、今回の改訂はもちろん若干の表現の変更であり、大きなストーリーの変更ではありません。しかし、村上作品の特徴のひとつである面白い「比喩」が変更になっていたり、会話が替わったりしています。しばらくは文鳥文庫でしか読めない改訂版です(たぶん)。作品のファンの方は、ぜひ読み比べてみてください。



『賢者の贈り物』

読んだことのある人も多いかと思います。クリスマスを一緒に過ごすとても貧乏な若い夫婦の話です。「本当の賢者」とはどういう人たちのことであるのか、ということについて、この作品ほど言い当てているものを僕は他に知りません。それもたかだか十数ページの文章で。クリスマスという日に世界中の人に読んでほしいと思う物語です。短編の名手オー・ヘンリーの作品のなかでもずば抜けて人気を博している作品であり、しかもそれを柴田元幸さんの素敵な訳で読むことができます。

IMG_1439




このような最高の物語たちを、まだ始まったばかりの「文鳥文庫」から発売させていただけるというのは、本当にうれしいことです。クリスマスにお届けしようと思って、もっと早く発売するつもりだったのですが、僕の能力のなさと、見込みの甘さと、ずぼらな性格のため、このような”ギリギリ”の発売になってしまいました。すぐにネット注文をしていただいても、25日には届かないだろうという微妙なところです。ほんとうにすみません。無印有楽町店さんで先行して店頭で販売していただきます。

今回は、第一弾と違い、著作権のある作品ばかりであるため、許可をいただいた著作権者の方、そして出版権をもった出版社のみなさま、ほんとうにありがとうございました。多くの方にご迷惑をおかけしたり、多くの方に助けていただいて、ようやく発売まで辿りつくことができました。ほんとうにありがとうございます。作品本文の最後に、それぞれの「書籍情報」載せているので、面白いと思った方は、ぜひ「本」を手にとってみてほしいと思います。

この文鳥文庫 第二弾の物語が、誰かの寒い冬を少しでもあたためたり、幸せな気持ちにしてくれる贈り物になるといいなと、ひっそりと期待しています。

それでは楽しいクリスマスと、良いお年を。



文鳥社 牧野圭太


文鳥文庫 第二弾 ふたり

「刺青」谷崎潤一郎
「雪もち」幸田文
「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹
「雨のなかの噴水」三島由紀夫
「初恋」尾崎翠
「メリイクリスマス」太宰治
「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸=訳
「バッタと鈴虫」川端康成

価格:150円 8冊セット1200円


販売店 (12/23日時点)

代官山 蔦屋書店

  〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5

無印良品 有楽町店

  〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3

※お取り扱いいただける販売店の方はお気軽にご連絡をください
info@bunchosha.com


ネット購入はこちらから



文鳥文庫ネットショップへ




Pocket

The following two tabs change content below.
Keita Makino

Keita Makino

文鳥会長の下で働くCEO